オーストラリアの道路を走る上で交通法規は知っておかなければなりません。
オーストラリアは日本と同じ左側通行、速度単位もkmですし、信号も日本と同じ、一方通行も 「One way」と赤色で書いてあるので分かりやすい、標識も見れば分かります。
日本で見かけないものはラウンドアバウトと呼ばれるサークル状の交差点です。
これは、右側優先の交差点で必ずこの交差点に入るときには 右側から車がこないか確認しなければなりません。
右側の車が切れたら自分が時計周りに進めます。直角に曲がりにくい馬を交通手段にしていた頃のなごりだそうです。
オーストラリアでは高速道路のことをFreeWay、一般道路のことをHighWayと呼んでいます。
一般道路とは言っても郊外では 制限速度は110km。ノーザンテリトリーの一部では制限速度がありません。
目次
日本と違うオーストラリアの交通ルール
✔︎右側優先:
自分の右側から入ってくる車が優先。
✔︎踏み切り:
一旦停止すると後続車に追突される恐れがあります.特に指示が無い限り、遮断機のない踏み切りでは徐行。一旦停止の必要はありません。
✔︎ラウンドアバウト:
交差点の中心が円形の島になっているロータリーのこと。時計回りに進行してください。先にロータリー内に入っている車、自分の右側の車が優先。
✔︎野生動物・家畜:
野生動物・家畜をはねたら生死を確認し、飼い主・警察・RSPCA(動物愛護協会)に連絡する。
✔︎シートベルト:
運転手だけではなく、同乗者全員(バックシートでも)着用が義務付けられている。
✔︎制限速度:
標識がない場合街灯や建物がある区間で50km/h、街灯や建物がない区間は100km/h。
給油について

ガソリンはオーストラリアではペトロールと呼びます。
ほとんどのガソリンスタンドは、セルフサービスとなっています。
スタンドでUnleadedと書かれた所が無鉛レギュラーなので必ずこれを入れてください。給油を終えたら自分のポンプ番号を店内で伝え支払いを済ませます。
ペトロールステーションはコンピニエンス・ストアーを兼ねていますので飲食物、新聞・雑誌を購入することもできます。トイレもあります。
大陸内部方面では100~150キロメートルに1軒しかない地域もあるので、このような土地を運転するときは給油はマメに行うようにしましょう。
また、ガス欠が起こると、生命にかかわるので、少量のガソリンを予備タンクに詰めて携行するのもいいかもしれません。
駐車・駐輪方法は?
車はもちろん、バイクの人たちも要注意です。
日本のようにその辺の路肩に停めといたらええわ!と思ったら大間違い、バイクも駐車違反の対象となります。
歩道駐車は厳禁。渋滞を起こさないための処置ですので駐車違反はかなり厳しく取り締まられます。
その代わり、必ず駐車スペースも用意されています。
バイク用、車用、自転車用、それぞれにかなりちゃんと用意されています。また無料ですが時間制限もあるのできちんと守りましょう。
スピード
日本よりスピードオーバーは厳しくなっています。
標識で指定された制限速度は本当にこれ以上だしたら危ないよという数字なので制限速度を必ず守って下さい。
住宅街に入り制限速度が60Kmや40Kmに低く抑えられているところでは標識に注意を払いアクセルをゆるめてスピードを調整しましょう。
特に学校の登校、下校時刻や病院付近はスピードを落とすこと。
オーストラリアでは田舎に行くと、羊や牛などの放牧された家畜やカンガルーなどが道路を横切ることがあります。道ばたにはカンガルーの大量の死骸が転がっています。
特に夜間はヘッドライトの光をめがけてカンガルーが飛び込んでくることもあるので要注意。バイクで夜間走行は禁物。
どうしてもという場合は本当にスピードを控えて気をつけて下さい。
またロードトレイン(全長50メートル)と呼ばれる長距離大型トラックがトレーラーを何台か牽引して100キロ以上の高速で走っています.この車とのすれ違い、追い越し時には事故が起きやすいです。